ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

2010-06-27の練習日記

 深井史郎『平和への祈り』を最初からみっちりやりました。指揮者もオーケストラも前回2007年の公演を経ているので、テンポや音楽の作り方が一段と練れてきた感じがしました。楽器も本番同様にかなり揃ってきたので、アンサンブルにも熱がはいります。第1楽章の合唱の出だしは、合唱はありませんでしたがコントラファゴット(たぶん)が合唱の出だしと同じ音を奏で、「花ありて」という男声合唱が聴こえてくるようでした。コントラファゴットの写真をとらせてもらいましたが、木管楽器群の最低音部を支える大事な響きでした。
 練習の途中で何人かのメンバーから質問が指揮者に対して投げかけられました。いずれも前回の演奏を踏まえての発言で、再演を重ねるたびにこうやって音楽が成熟していくのだなあとつくづく感じました。