ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

大江健三郎『水死』を読んでます

先日購入した『水死』をすこしずつ読んでいます。作者の自伝的要素が強いようですが、舞台となっているのは東京の自宅と四国の生家周辺。その四国の山村風景は、芥川賞受賞作『飼育』の舞台そっくりでした。また東京での日常の風景は、作者および近親者の近年の暮らしぶりと心象風景を髣髴とさせるものでした。