ニッポニカ・ビオラ弾きのブログ

芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカのビオラ弾きのブログです

エトセトラ

秋櫻子、虚子、友次郎

月曜の朝は駅で朝日新聞を買って朝日俳壇を読むのが楽しみです。好きな選者は長谷川櫂や金子兜太など。今日は紙面の真ん中にある「うたをよむ」というコラムが目に留まりました。水原秋櫻子の孫の徳田千鶴子著「自分の信ずる句を」と題した一文で、祖父と高…

『東京人』の日比谷特集

月刊誌『東京人』2月号(No.305)の「特集・日比谷」に、「クラシックの殿堂、日比谷公会堂」と題した岩野裕一さんの文章が載っています。「日比谷公会堂を音楽の力で再生したい」という井上道義氏インタビュー(聞き手・岩野裕一)も。ニッポニカ第18回演奏…

文化会館の切手

今日郵便局へ行ったら「東京文化会館50周年」の記念切手を売っていたので、おもわず1シート買ってしまいました。「大ホール」と「小ホール」、「バレエ」と「オペラ」、「ピアノ」と「バイオリン」、という6種類の図柄で、80円x10枚=800円で1シートです…

冬の花

先日の演奏会の時にいただいた花の中で、固いつぼみだったのが、今日見たらみごとに開いていました。なんていう花かな?

大連国際音楽倶楽部2011

11月6日(日)に大連国際音楽倶楽部の演奏会があり、4日から7日まで大連へ行ってきます。昨年に続き2回目の参加です。伊福部昭『寒帯林』、深井史郎『大陸の歌』、山田和男と石丸寛、朝比奈隆、安西冬衛、清岡卓行……、多くの芸術家が渡った地の空気にまた触…

ドナルド・キーン著『戦場のエロイカ・シンフォニー』

日本国籍を取って日本に移住すると宣言した日本文学研究者ドナルド・キーン(Donald Keene, 1922-)氏の最近作です。新聞の書評で見て思わず本屋に走り、一気に読み終えました。元外交官の小池政行氏との対談を本にしたもので、対談は昨2010年11月に3回に渡…

火曜の会議

今日も打ち合わせです。本番まであとひと月、練習や当日のこと、プログラム冊子の準備などたくさん話し合うことがあります。土曜の練習と平日の打ち合わせと、会社にふたつ入っているみたいです。

イギリスの音楽

4日から英国へ行きまして今日12日に帰国しました。往復のBritish Airwayの機内で、せっかくなのでヴォーン・ウィイアムズやヘンリー・パーセルなどイギリスの音楽を聴いてきました。昨年のPromsの番組があり、合唱曲や歌曲などもやっていました。一昨日はテ…

ゴーヤピクルス

今日の打ち合わせはなぜかビオラばかり三人で行いました。本題に入る前にひとりが同僚にもらったという立派なゴーヤを披露(写真)。するともうひとりのおじさんビオラが、先日作ったというゴーヤピクルスの話を始め、すっかりゴーヤで盛り上がりました。レシ…

東京音頭と日本青年館

昨晩は神宮球場へヤクルトvs阪神戦を観に行きました。途中で300発の納涼花火が打ち上げられ、夜風に吹かれて野球を堪能しました。ヤクルトは負けてしまいましたが、7点取ったのでそのたびに『東京音頭』を歌いました。 もちろん1塁側にすわっていたので、3塁…

氷川丸とクェゼリン島

今日8月13日は山田一雄先生の御命日。ニッポニカの仲間と一緒に横浜までお墓参りにうかがいました。高台にある墓地は見晴らしがよく、日差しは強くても気持ちの良い風の中で参拝いたしました。 中華街に降りて食事をしたあと、港に係留されている氷川丸を見…

2011年8月9日

今年も昨年に続き長崎の平和祈念式典のテレビを見ました。長崎市の城山小学校で歌い継がれている『子らのみ魂よ』という合唱曲が披露されました。また83歳の被爆者の方がマイクの前に立たれ、17歳の当時勤務先の長崎兵器製作所大橋工場で被爆した体験を語ら…

ゴーヤの実がなりました

5月に植えたゴーヤがすくすく伸びて、軒先まで届くようになりました。緑のカーテンには程遠いですが、窓から緑が見えるのは爽やかで気持ちいいです。いつのまにかずんぐりむっくりの実が一つなっていて、たのもしい風貌です。

貝谷八百子のバレエ創造活動

貝谷八百子(かいたに・やおこ、1921-1991)バレエ団の公演プログラムを読むと、このバレリーナがいかに創造的な活動を積み重ねてきたかが伝わってきました。 まず1989年1月9日に五反田のゆうぽうとで開催された、貝谷八百子バレエ団創立50周年記念公演(演…

100周年を迎えた帝国劇場

山田一雄先生が1946年に貝谷バレエ団の公演で指揮をした帝国劇場は、1911年の開場ですので今年で100周年を迎えました。山田先生より1歳年上になります。建物は1923年の関東大震災で燃えてしまい、翌1924年に再建されました。戦後の1964年に今度は建替えのた…

映画『遙かなるふるさと 旅順・大連』

羽田澄子監督のドキュメンタリー映画『遙かなるふるさと 旅順・大連』を岩波ホールで観てきました。1926年(芥川先生と同じ!)に大連に生まれ少女時代を旅順と大連で過ごした羽田監督が、昨2010年6月、62年ぶりに訪れたふるさとを撮ったものです。大半が旅…

ルンビニ

先日不思議なお寺を見てきたので、ふと買いおいてあった岩波新書の『仏教』を読んでしまった。 生まれてからずっと仏教の儀式を経てきているのに、知らないことのほうが多いことがよくわかった。たとえば仏陀の生誕地はインド北部(現在はネパール)のルンビ…

中世のお寺

目黒線の不動前駅で降りて目黒不動に初めて行ってみました。なかなか奥深く立派な不動尊でびっくり。その上帰り道にあったお寺にふっと立ち寄ると、ヒマラヤ仏教とかの文字が見え、入り口には狛犬ならぬライオン像が(写真)。道の両側には江戸時代の墓碑が…

ゴーヤを植えました

夏に備えて緑のカーテンをとゴーヤの苗を5株調達したので、今朝植えてみました。南側なのですが隣家との塀際なので下のほうの日当たりは今ひとつ。しかし伸びてくればきっとよさげな日除けになってくれると期待しています。二重窓越しですが我が家の強力スピ…

アガロット

昨日作った夏野菜のアガロット。材料はナス、玉ねぎ、ピーマン、セロリ、トマト、人参。調味料は塩・こしょうとトマトピューレですが、トマトピューレは無かったのでケチャップを少々。水は一切加えず、野菜の水分だけで1時間ちょっと蒸し煮したものです。入…

根津美術館に行きました

友人を誘って根津美術館に初めて行ってきました。表参道駅から10分も歩かないうちに、竹林に導かれて別世界に入り込みます。コレクション展「国宝燕子花屏風2011」では尾形光琳筆の見事なカキツバタを堪能し、常設展では紀元前13-12世紀中国殷時代の青銅器に…

福島110426

火曜には毎週ニッポニカの打ち合わせがあり銀座に行きます。今まではその前に教文館に寄ることが多かったのですが、今日は八重洲の福島県アンテナショップに行ってきました。今回で3回目で、写真の「山うど油炒め」と、前も買っておいしかったお菓子「あづま…

今年のトネリコ

昨日の土曜は演奏会の反省とこれからの企画について話し合いがありました。新しく加わったメンバーも参加して活発に意見交換しました。次の企画の楽譜も配布されました。おしゃべりは酒席でも留まるところを知らずあれやこれやと盛り上がりました。 写真は裏…

三月の句会

3月14日(月)は月例の句会の日でした。いつもは前日までに兼題(前もって出される季題(季語)=今月は「辛夷」(こぶし))の句を含む三句を幹事の方まで送り、当日有楽町での句会に臨みます。しかし今月は震災の影響で、メール句会に変更になりました。そ…

311の記憶

2011年3月11日の記憶 午後2時46分か、地震発生。だんだんゆれが激しくなり、机の下にかくれる。こんなことをするのは生まれて初めて。職場は堅固な建物だが余震があり仕事が手につかない。4時頃Mさんが、お子さんが心配と歩いて帰り、途中経過をTwitterで送…

震災お見舞い

今回の大災害では各地で多くの方が被災されておられます。ニッポニカのメンバーは地震には遭遇したものの、幸い大事には至っていない模様です。ただ、家族や関係者が避難生活を送っているという情報がいくつか伝わってきています。不自由な生活を何とか乗り…

ヤシマ作戦

昨日(3/12)は節電の呼びかけに対し全国の人々が協力したようですが、我が家では次男が早々と寝てしまいました。こういうことに無関心なのかと少々怒っていた所、今朝起きてきた長男曰く「彼はヤシマ作戦に協力していたんだ」「?ヤシマ作戦?」「エヴァン…

彫刻家・佐藤忠良

日本経済新聞連載「私の履歴書」は現在画家の安野光雅さんですが、昨日は彫刻家の佐藤忠良さんとの交流がテーマでした。安野さんは芥川也寸志先生と親しくされていましたが、佐藤忠良さんは若き日に北海道で伊福部昭先生と交流がありました。 伊福部昭と佐藤…

今日から2月。立春はもうすぐです。いただいた桜の盆栽を室内においていたら、ついに一枝ほころんで咲き出しました。

センター試験

土曜日の練習では、センター試験の試験監督のため欠席したメンバーが2名いました。センター試験受験生の母親1名は出席でした。昔センター試験を受けたというメンバーは数名か?? センター試験もその前の共通一次試験も受けたことの無い人も何人か……