ニッポニカ第34回演奏会の特設サイトが開設されました。作曲家・間宮芳生(まみや・みちお、1929−)の90歳記念企画です。
オペラ「ニホンザル・スキトオリメ」特設サイト
http://nipponica.jp/wp_34th/
内容は次の通り。
■制作日記
ニッポニカ第34回演奏会の特設サイトが開設されました。作曲家・間宮芳生(まみや・みちお、1929−)の90歳記念企画です。
オペラ「ニホンザル・スキトオリメ」特設サイト
http://nipponica.jp/wp_34th/
内容は次の通り。
■制作日記
ニッポニカ第34回のチケットが今月から発売されています。詳細は下記の通りです。
オーケストラ・ニッポニカ第34回演奏会:間宮芳生90歳記念
2019年1月27日(日)16:00開演 すみだトリフォニ―ホール 大ホール
指揮:野平一郎
♪間宮芳生:委嘱新作(2018)
♪間宮芳生:オペラ『ニホンザル・スキトオリメ』(1965)
セミ・ステージ形式、日本語上演、字幕付き
台本:木島始
演出:田尾下 哲
副指揮:四野見 和敏
キャスト:
女王ザル(ソプラノ) :田崎 尚美
お伴ザル (バリトン):原田 圭
スキトオリメ (テノール) :大槻 孝志
ソノトオリメ (バリトン):山下 浩司
くすの木 (バリトン):北川 辰彦
男 (俳優):根本 泰彦
サルたち (混声合唱):ヴォーカル・コンソート東京、コール・ジューン
管弦楽:オーケストラ・ニッポニカチケット:全席指定
S:4,000円/A:3,000円/B:2,000円/U-25席(旧「学生席」から変更):1,000円
http://www.nipponica.jp/index.htm
昨年第1回が行われた藝大のコンサートの第2回を聴きました。ニッポニカで先日戦後の芸大の音楽をやったばかりでしたが、戦中の音楽が放つ強烈なメッセージに圧倒されました。戦中はドイツ音楽一辺倒かと思いきや、第1曲目からフランスの香りが漂い、また当時の学生の豊かな感性と才能に聴き入り、それが失われた時代の重みをずっしりと感じたことでした。教師たちの作品も興味深かったです。
2018年7月29日(日)14:00開演
東京藝術大学奏楽堂(大学構内)
■トーク
片山 杜秀(慶應義塾大学法学部教授)
■プログラム
- 葛原 守:歌曲《かなしひものよ》 / S金持、Pf松岡
- 鬼頭 恭一:歌曲《雨》(清水史子詩) / Mz永井、Pf森
- 村野 弘二:歌曲《小兎のうた》(島崎藤村詩) / Mz山下、Pf松岡
- 信時 潔:歌曲《春秋競憐判歌》(額田王詞) / T今尾、Pf森
- 下總 皖一:《箏独奏のためのソナタ》 / 筝 田中
- 鬼頭 恭一:《無題(アレグレット イ短調)》 / Pf田中
- 葛原 守:《自由作曲(オーボエ独奏曲)》 / Ob河村、Pf松岡
- 村野 弘二:オペラ《白狐》(岡倉天心台本)より第二幕〈 こるはの独唱〉 / Mz永井、Pf森
≪第2部≫オーケストラ曲・合唱曲
■出演
■主催:東京藝術大学演奏藝術センター、東京藝術大学
https://www.geidai.ac.jp/container/sogakudo/66867.html
■プログラム冊子
- ごあいさつ / 東京藝術大学学長 澤和樹
- プログラム
- 出演者プロフィール
- 作曲者プロフィール
- 曲目解説 / 片山杜秀、信時裕子、橋本久美子
- エッセイ 草川宏《昭南島入城祝歌》補作ノート
《昭南島入城祝歌》の音楽 / 東京藝術大学音楽学部作曲科教授 小鍛冶邦隆
《昭南島入城祝歌》と“第九” / 作曲家 高橋宏治- オーケストラ&コーラスメンバー
- エッセイ 東京音楽学校における「学徒出陣」 / 東京藝術大学音楽学部大学史史料室非常勤講師 橋本久美子
- 歌詞
- 展示について
- クラウドファンディングでご支援いただいた皆様へ / 東京藝術大学演奏藝術センター教授 大石泰
- 草川宏と信時潔(写真)
- 「戦没学生のメッセージ」プロジェクト・メンバー
- 昭和18年11月 東京音楽学校仮卒業式(写真)
- 戦没学生のメッセージ(2017年コンサートのCD案内)
作曲家そして指揮者、近衛秀麿(1898-1973)の生誕120年記念シンポジウムを聴きました。近衛の編曲の実際を演奏録音などで体験し、時代の中で近衛が実践してきた音楽を辿ることができました。演奏もすばらしかったです。台風が接近したためコンサートが半分になったのは残念でした。
日時:2018年7月28日(土)13:00〜17:00(開場12:30)
場所:明治学院大学白金校舎 アートホール
プログラム:
■シンポジウム
モデレーター:岡部 真一郎(明治学院大学教授)
【第1部 個別テーマ「近衛秀麿の人と仕事」】
【第2部 クロストーク「近衛秀麿の編曲-音・楽譜・証言】
参加者:岩野裕一(編集者・音楽ジャーナリスト)、近衞 一、三枝まり、楢崎洋子、西原 稔、藤田由之(指揮者・音楽評論家)、水谷川忠俊(近衛音楽研究所)
■トークコンサート(台風接近の為、縮小ヴァージョンとなった)
出演:水谷川優子(Vc、トーク)、マーク・ゴトーニ(Vn、ベルリン芸術大学教授)、黒田亜樹(Pf)
I. 近衛秀麿と親交のあった作曲家たち
- ジャン・シベリウス:『5つの小品』作品81より第2曲「ロンディーノ」、第1曲「マズルカ」、『4つの小品』作品78より第2曲「ロマンス」(以上3曲のうち2曲を演奏)〔Vn+Pf〕
- R.シュトラウス:『ロマンス』AV75 ヘ長調〔Vc+Pf〕(原曲はVc+Orc)(抜粋)
- A.ドヴォルザーク:『ピアノ三重奏曲第4番』「ドゥムキー」作品90より第5楽章アレグロ〔Vn+Vc+Pf〕(アンコールとして)
II. 近衛秀麿の演奏スタイルと指導
III. 近衛秀麿の作品
■資料展示
自筆譜。指揮棒。フルトヴェングラーらとの交流記録など
■パネル展示
日本のオーケストラ黎明期の近衛秀麿/近衛秀麿とベートーヴェン/近衛秀麿『大礼交声曲』/海外での活躍ぶり−著名な音楽家との交流/ムソルグスキー『展覧会の絵』(ラヴェル版と近衛版)/日本の音楽を海外に紹介する
主催:明治学院大学文学部芸術学科・文学部言語文化研究所、近衛音楽研究所
共催:日本音楽学会東日本支部「特別研究会」、日本アルバン・ベルク協会
助成:アサヒグループ芸術文化財団、(公財)ロームミュージックファンデーション
JSPS科研費JP18K12508
参考:近衛音楽研究所 https://konoyefoundationof.wixsite.com/mysite-1